<<語源>>
成功するか失敗するか、イチかバチか、
そんな挑戦や賭けをする時に使う言葉である。
あるフリーのアナウンサーがよく使うことから、馴染みのある表現だろう。
あるフリーのアナウンサーがよく使うことから、馴染みのある表現だろう。
さて、この「のるかそるか」、一体何を指すものなのか。
もともと矢師(矢を作る職人)が使っていた表現。
もともと矢師(矢を作る職人)が使っていた表現。
最近では、大量生産で安価なアルミやカーボン、ジュラルミンを使った矢が多いが、昔からあって今でも根強い人気のあるのが竹の矢。
切り出した竹は、そのままでは使えないため、型の中に入れて乾燥させるのである。
切り出した竹は、そのままでは使えないため、型の中に入れて乾燥させるのである。
乾燥が済むと、型から取り出す。
矢は真っ直ぐでないと上手く飛ばない。
矢は真っ直ぐでないと上手く飛ばない。
取り出した時に矢竹が反って(曲がって)いると、矢として使えない。
だから、型から取り出すときは「伸びるか反るか」という気持ちで取り出していた。
だから、型から取り出すときは「伸びるか反るか」という気持ちで取り出していた。
それがやがてこの慣用句となったのである。
※ 重箱の隅 ★雑学メルマガ☆ 編纂
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