【創始と終焉の唄】
明らかに昨日までと 違う空を見た
世界の創始(はじまり)のような いつもより
真っ青に澄み切った空
いずれ太陽は南を向くから
あの野郎に ねぇ一杯 大声で叫ぶんだ
明らかに昨日までと 違う空を見た
世界の終焉(おわり)のような いつもより
真っ赤に染められた空
いつか太陽は燃え尽きるから
あの野郎に 精一杯 大声で叫ぶんだ
日が沈み 夜が明けて
次の日になると
奴は姿を現わすとは限らない
途方に暮れ 路頭に迷い
次の日になれば
僕も生きてるかどうか判らない
終いにゃ太陽は消えてなくなるから
あの野郎に 瞑一杯 大声で叫ぶんだ
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